新年から、デスクの隅に四角いキューブを2つ飾っています。
窓からの光を取り込んで、うっとりするような影をつくるのは
昨年、3ta2 gallery(松山市)のグループ展で出会った
玉木かつこ(ateliert_tree)さんのペーパーウェイト。
落ち葉や植物を樹脂に閉じ込めた作品は、色溜まりがあって2トーンになっていて、
見る面や角度によって明るく見えたり真っ暗に見えたり、全然違う表情になるのがとても好き。
なにより、仕事の合間にふと目に入ると、とてもすがすがしい気持ちになります。
癒やし効果大。
今年はとくに、「良いな。」と感じたものを身の回りに置いていこうと思います。
このキューブや、彼女の他の作品にも共通で感じたのが、
儚いようでしっかりある芯、そしてあたたかさ。
その創作の軸は何だろうと思ったら、
禅宗の“空(くう)”の思想をテーマにしているそう。
ワークショップや作品展の情報もwebで他の作品も見られるのでぜひ見てみてください。
規模が大きかったり、気付きのあるアートも好きだけど、
生活の中で触れられる作品をアーティストが作ってくれるのもありがたい。